仏像の荘厳具の種類

円光(えんこう)

円の形の板であらわされた光背(頭光)。ガンダーラなどの初期仏像に多い。

輪光(りんこう)

輪のように見える光を表現した光背(頭光)。

宝珠光(ほうしゅこう)

上部がとがったもものような形の光背(頭光)。菩薩など。

放射光(ほうしゃこう)

円光から放たれた光を放射状にあらわした光背(頭光)。

任生光(みぶこう)

椅子の背もたれのような形で、その上に二重の円光を付け、その中心からいくすじかの放射光を放つ光背(挙身光)。

舟形光(ふながたこう)

船の形のような光背(挙身光)。仏像の全体を覆うように、通常は一枚の蓮華の花をかたどっている。

火焔光(かえんこう)

燃え盛る炎をあらわした光背(挙身光)。明王など。

飛天光(ひてんこう)

二十円光の周囲に飛天(飛び交う天女)をあらわす光背(挙身光)。

蓮華座(れんげざ)

蓮(はす)の花をかたちどった台座。如来、菩薩が座る。

須弥座(しゅみざ)

天神が住むとされる須弥山(しゅみせん)をかたちどった台座。宣字座(せんじざ)とも呼ばれる。

雲座(くもざ)

諸仏が天界より雲に乗って来迎する様子をあらわす台座。飛天、阿弥陀如来などが座る。

瑟瑟座(しつしつざ)

盤石を組み上げたような形の台座。不動明王が座る。

岩座(いわざ)

自然の岩をかたちどった荒々しい雰囲気の台座。明王などが立つ。

荷葉座(かしょうざ)

蓮(はす)の葉を伏せたかたちの台座。梵天、帝釈天、吉祥天などが立つ。

踏割蓮華座(ふみわりれんげざ)

小さな2つの蓮華を片足ずつ踏んでいる台座。明王などが立つ。

鳥獣座(ちょうじゅうざ)

鳥や獣の姿をした台座。明王、天などが乗る。



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