仏像の書籍/book
ここでは仏像、仏教に関する書籍を紹介します。仏像をスタンダードに紹介した本、とても珍しい仏像などを紹介した本などがあります。
Introducing books related to Buddhist statues and Buddhism. There are books that introduce Buddha statues to the standard and books that introduce very rare Buddha statues.
仏像ガール「廣瀬 郁実さん」が書かれた本です。仏像の種類や仏教用語などの取っ付き難い部分をさておき、頭を空っぽにして仏像と向き合う。そうすれば、仏像の良さを感じることができるという新しいアプローチです。仏像の顔、目、鼻、口、耳、髪型などの個々のパーツについて、感じながら仏像について詳しくなれるような本です。仏像の写真やイラストで、持ち物などの解説も詳細に載っていて、仏像を学術的に理解したい人にも役立つ内容になっています。
よくある、阿修羅の人気にあやかった本かと思えば、仏教の生まれたインドから、中国、そして日本に至る仏像の歴史などの壮大なお話しでした。中宮寺の半跏思惟像、興福寺の阿修羅像、東大寺の大仏について、章わけされて詳しい紹介されています。モノクロで小さな画像なので、ビジュアルを重視する人にはむかないとは思いますが、個々の仏像(および曼荼羅)の薀蓄を貯めるにはいい本だと思います。ありがちな...仏像の種類などの基本的な事項も載っています。
『仏像に恋して』の第二弾です。京都(法界寺、平等院、法金剛院)・奈良(法隆寺、中宮寺)だけではなく、東京の東京国立博物館、インドの仏像、大分の臼杵石仏、会津の北見聖観音も紹介されています。基本は漫画なので読みやすいです。ありがちな...仏像の種類などの基本的な事項も載っています。
「仏像だい好き」で有名な田中ひろみさんの書かれた本です。76個のQ&Aで仏像について詳しくなれる本です。仏像は特徴をとらえたイラストで書かれていて、仏像が見れる寺院に関する情報も載っています。残念なのは、QuestionとAnswerが見開きなので、Questionを読んでいるとAnswerが見えてしまうところでしょうか。
はじめの方は如来/菩薩/明王/天部などの仏像の分類や、持ち物などが説明されています。第2章からは、見学可能な仏像100選(如来:22, 菩薩:29, 明王:12, 天部:20, 羅漢高僧:17)が、モノクロのイラストと説明文とで紹介されています。写真ではなく「イラスト」で、カラーではなく「モノクロ」なのが残念ですが、実際に見学するのであれば「実物を見てください」という意味ですかね。
如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、明王(みょうおう)、天部(てんぶ)の分類ごとに、仏像の見どころをカラー画像と図表で解説した本です。衲衣(のうえ)の解説が細かく書かれていたり、インド・中国などとの仏像の違いなどが解説されていたりします。パーツへのこだわりが半端ない感じの本で、気に入っています。
奈良・京都にある法隆寺、中宮寺、薬師寺などの代表的な寺院にある仏像を紹介しています。小学生・中学生向けの本なので、難しい漢字にはフリガナ付で、挿絵や白黒の画像などもあり、まるで「教科書」のような本です。
如来、菩薩、明王、天などのステージ別に、スタンダードに仏像について紹介されている本です。仏像を見る際の注意事項や、戦国時代の武将が愛した仏像など、独自な視点での紹介もあります。
日本各地に残る仏像・神像 60体がカラーで紹介されています。八咫烏(やたがらす)に載った観音、長谷寺式の観音、千手千足観音などの珍しい仏像とともに異形の鬼子母神、神道の神々などなど。
仏像の特徴や 珍しい仏像などが イラスト入りで解説されています。仏像・仏教(寺院)などに詳しくなくても 楽しく読めます。
仏像の芸術的な鑑賞方法、仏像の装飾品などの説明が詳細にのっています。仏像の成り立ち、素朴な疑問、見分け方、仏像別御利益などがわかります。
日本全国28箇所の寺院と その寺院にある仏像について 飛鳥時代~平安時代~鎌倉時代など 時代もからめて仏像の語っていることを述べた本です。