仏像の目/eye
仏像の目は 時代や仏像の種類によって 「アーモンド型」や「二重瞼」など さまざまな形があります。
The eyes of Buddha statues come in various forms, such as “almond type” and “double casket”, depending on the age and type of Buddha statue.
上まぶたと下まぶたがほぼ同じ長さのアーモンド型。飛鳥時代。
二重まぶた。飛鳥時代後期。
半眼に開き、座禅で瞑想をしている表情。奈良時代前期。
上まぶたが厚く、厳しいまなざし。災いをもたらす霊を鎮める。奈良時代末期。
目を大きく見開き、にらみつける天部の相。奈良時代。
忿怒形(ふんぬぎょう)のひとつ。左目を閉じるか半眼とし、右目を開く。平安時代中期。
眼の全体に水晶を裏からあてて、表情に現実感を持たせる。平安時代末期。