論語の登場人物(孔子と弟子21名、皇帝・諸侯・政治家など48名)
論語には様々な人物が登場します。 ここでは、孔子一門(孔子と弟子、家族)、皇帝・諸侯・政治家などの論語に登場する人物を紹介します。
孔子は長寿で72歳まで生きたので、40歳以降にできた弟子が多くいました。孔子との年齢差をみると、子路は割と近いのですが、その他の弟子は30歳から40歳は年下でした。孔子一門の通称、姓名、字(あざな)などは、以下の通りです。通称は、論語の文で登場する名称です。
顔回(顔淵)は孔子からベタ誉めされている印象が強く、子路はちょくちょく論語に登場している印象ですが、論語の登場回数はどうなっているでしょうか。孔子の弟子が論語に登場している回数(トップ10)をまとめてみました。
論語の文では、孔子が弟子を評した言葉が多くあります。先進第十一編では、特に個々の弟子について言及している文が多いです。孔子が弟子をどのように思っていたかをまとめてみました。
政務に優れている(先進第十一_03)
孔子の側で武骨な態度(先進第十一_13)
粗暴(先進第十一_18)
積極的(先進第十一_22)
弁舌に優れている(先進第十一_03)
孔子の側で和やかな態度(先進第十一_13)
金儲けをしている、彼の予想はよく当たる(先進第十一_19)
文学に優れている(先進第十一_03)
徳の実践に優れている(先進第十一_03)
理想のため貧しい生活をしている(先進第十一_19)
見栄っ張り(先進第十一_18)
政務に優れている(先進第十一_03)
孔子の側で和やかな態度(先進第十一_13)
引っ込み思案(先進第十一_22)
のろま(先進第十一_18)
文学に優れている(先進第十一_03)
徳の実践に優れている(先進第十一_03)
孔子の側で恭しい態度(先進第十一_13)
徳の実践に優れている(先進第十一_03)
徳の実践に優れている(先進第十一_03)
弁舌に優れている(先進第十一_03)
論語・孔子が活躍した時代は、中国・春秋時代・周の時代です。周の過去の王朝である夏王朝・殷王朝についても、当時は礼節が保たれていたという賞賛の文が多く論語には書かれています。周王朝は中国のほぼ全土を統治していました。周王朝の配下には、魯(ろ)、齊(さい)、陳(ちん)、呉(ご)などの国がありました。孔子が居たのは魯(ろ)という国なので、魯(ろ)の王や宰相や政治家も、論語には多く登場します。孔子一門は、魯(ろ)のとなりにある齊(さい)などの国にも訪れたことがあったため、それらの国々も論語には登場します。論語に登場する皇帝・諸侯・政治家などの通称、読み、説明は以下の通りです。
夏王朝の(禹の前の)皇帝
夏王朝の(禹の後の)皇帝
夏王朝の始祖、皇帝
夏(末期)から殷(初期)に活躍した政治家
殷王朝の皇帝
殷の仁者
殷の仁者
殷の仁者
周王朝の皇帝、武王の父
周王朝の創始者、皇帝
周に居た人物
周に居た人物
周に居た人物
周に居た人物
周に居た人物
周に居た人物
周に居た人物
周に居た人物
周で反乱を起こした5人のうちの1人。大夫(貴族)。
周で反乱を起こした5人のうちの1人。大夫(貴族)。
魯の王(25代 紀元前494年-紀元前468年)。
魯の王(24代 紀元前509年-紀元前495年)。
魯の王(23代 紀元前541年-紀元前510年)。
魯の王(19代 紀元前626年-紀元前609年)。
斉の王(16代 紀元前685年 - 紀元前643年)。
斉の王(24代 紀元前581年 - 紀元前554年)。
斉の王(26代 紀元前547年 - 紀元前490年)。
斉の王(29代 紀元前484年 - 紀元前481年)。
斉の桓公を補佐した政治家。
魯の実権を握る重臣の家系。三桓氏の1つ。司徒(田土・財貨・教育)の役職に就く。
魯の実権を握る重臣の家系。三桓氏の1つ。司空(治水、土木工事)の役職に就く。
魯の実権を握る重臣の家系。三桓氏の1つ。司馬(軍事)の役職に就く。
季孫氏の一人。本名は季孫斯。魯の宰相。陽貨(陽虎)が仕えていた。
季孫氏の一人。本名は季孫肥。魯の宰相。
孟孫氏の一人。本名は仲孫速。
孟孫氏の一人。本名は仲孫何忌。
孟孫氏の一人。本名は仲孫彘。
孟孫氏の一人。本名は仲孫捷。
叔孫氏の一人。本名は叔孫舒。公叔文子。
叔孫氏の一人。本名は叔孫州仇。
陽虎。魯の政治家。季孫氏に仕えた。定公の時代に、季孫斯に反旗を翻して魯の実権を握ったがその後やぶれ、斉に追放された。
高名な隠者
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高名な隠者
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